第26節 vs京都 1-1△ @アウスタ 19:04 KickOff

清水:原2号(前半4分)
京都:ディエゴ(後半44分)


甘ったれてんじゃねーよ。


最初から最後まで走り続けたのは伸二ただ一人。そのサポートのために動くということをほとんどしない。ボールに対して動いているのは常に2〜3人だけ。一樹のゴールは、中で勝負することを選択した彼に拍手、といえど、それ以外には後半のヨンセンのヘッドぐらいしか攻撃での見せ所なし。前半のうちに追加点がないと危ないな、とか、後半が始まってからの京都の波状攻撃に「これは時間の問題でしかない」、とか思っていたら、本当にその通りになってしまいました。
サイドを広く保っているようでしたが、もしかしたらあれは個々の選手の責任逃れだったのかもしれない。ボールから遠いところ遠いところへ。エリアをコンパクトに保つ努力は全く見られず。
今日の個人的最低評価選手は、永井です。途中から出てきても全く走らない。それに関して、ちょっとした引用をhttp://ajickrblog.livedoor.biz/archives/1258814.htmlからしておきたい。岡田武史前日本代表監督の言葉。

いろいろな巡り会わせっていうのをうまくつかんで行かなければいけない。選手にもよくいうけど、運は誰にでもどこにでも流れている。それをつかめるかつかみそこねるか。オレはつかみ損ねたくねえんだと。
こっからここまでダッシュと言ったら、ここまで。1メートル手前じゃない。たった1メートル手前で力を抜いたために運をつかみそこねてワールドカップに行けないかもしれない。ボクは結構そういう細かいことにうるさいんですよ。「勝負の神様は細部に宿る」と選手に言うんですけど、勝負を分けるのって戦術論やシステム論も大事なんだけど、ボクの感覚ではね、8割くらいは小さいこと。
お前が1回「まあいいか」と思ったおかげで負けたとかね。だからそういう運を掴み損ねないようなことをしていると不思議と最後なんかね、もうあやしい話になりますけど、神様がご褒美をくれるような…。

同点にされる直前の時間帯に、こっちの左サイドで永井が全くボールを追わなかったシーンがあったんだけれども。ああもうまさにこれだなと。今日の試合、別に永井だけが悪いわけじゃないけど、さすがに目に余ったのでここに記す。


それにしても、全体に言いたい。おまえらJ1ナメてんのかと。自分は選手バスにペットボトル投げるようなバカではないからこそ、あくまでも誹謗中傷ではない形で言葉で叩かせてもらうのだが、最近の戦いに望む姿勢は、こちら側から見ているとあまりになっていない。
優勝は、難しくなった。ただ、J2落ちもないだろう。だったら後は適当にやればいい。ACLなんかに出場したら、来年はさらに過密日程になって体が持たないから、出場できなくていい。まさかそんなことを思っているはずはないだろうが、もし万が一にでもそういう気持ちがあるんだったら、二度と日本平の芝を踏むな。そんなことを思っている人間にこのチームは任せられない。


そして監督。以下は選手交代についての試合後のコメントですが。

信頼していないというわけではないが、もう少し楽な状況であれば切れる選手もいたが、あの(緊迫した)状況の中、フレッシュとはいえ、あの状況をガラッと変えられるような選手が思いつかなかった。

あなたこのコメントで自分の監督としての能力のなさを自分で認めちゃってるんですが、いいんですか?選手獲得にしても、選手育成にしても、あらゆることを想定してそれぞれに対応できる選手を獲得する、あるいは育成するというのは、あなたのやるべき仕事でしょう?そこに持ってきて、「思いつかなかった」っていうのは何ですか?あなたがエスパルスをある程度戦える集団にしてくれたことは事実ですしそれは認めますが、これ以上傷口が開いて取り返しがつかなくなる前に、一度退任し海外で修行されてきてはいかがでしょう。選手を見ていても、これだけの長期政権が続くと、信頼はあれど危機意識という点でさすがにもう問題が出てきていると思います。


ああもうなんでこんなにいろいろ言わないと気が済まなくなってるんだろう。悲しい。