あ、なるほど。

 誰かがチームから抜けるとなると、「じゃあ○○の後釜は△△だ」っていう発想をする人が一部ですごく多い。そんな言論を見聞きするたびに、いやいや違うだろと思ったりしていました。たとえば昨日書いた「ヨンセンの後釜」の話とか。でmそういう発想がいったいどこからくるのかえらい不思議に思っていたのですが、なんとなくその考え方の源泉がわかりました。たぶん野球です。野球だとたとえばライトの選手が抜けるとライトに誰かを補充しなければならなくなる。それと同じ発想で、ポストプレーのできる長身のFWが抜けるとなると、じゃあ同じタイプの選手を獲ってこなきゃ!(キリッ)となるわけですね。たぶん無意識にそう考えちゃってると思うんだけど、そういう無意識にすら働きかけてくるほどこの国では野球が定着してるんだなあきっと。まあ、あくまでも仮説ですけどね。
 それにしても、この時期にすでに5人も退団が噂されるって、結構びっくりするよねえ。球団の発表はないけれどこれだけ書きまくられるってことはかなりの部分事実なんだろう。情報だだ漏れじゃん!球団なにやってんだ!って最初はなるけど、冷静になって現役を続けたい選手の立場になって考えてみるとこれくらい早くから情報が出回ってたほうが次の行き先を見つけやすいですよね。「まだやれる!」とサポーターに思われてる選手ばかりなわけだけど、下手に年俸さげてまでエスパにもう1年長くいてさらに評価を下げてしまってから出ようとするより、まだ動けることが明らかなこの時期に出てしまったほうがエスパにいるより高い収入を見込めるわけだし。あと、冬の遅い時期に戦力外が判明すると他のチームもある程度補強を進めちゃってるから、人数的な問題で他チームに行けなくなっちゃったりする危険性もあるのよね。
 だとすれば、イチとかテルとかアオ、西部には他のチームのスカウトの目に留まるようにエスパルスでの残り試合を全力で頑張ってほしいなあ。もちろん、ノルウェー帰るフローデもね。やっぱ元日に、このメンバーと喜びたいよ。